Project One!

目的
日本における水田の管理は、目視による稲の生育把握、経験や勘などに頼って行われており、
科学的な分析に基づいた管理がほとんど行われていません。Project One!の活動は、
ICT 技術によりデータを取得し、水田の状況を把握しようとする新しい試みです。

水田の水位の調整は、稲作管理において重要な要素のひとつです。
例えば、稲を植え終えた直後など、まだ根や茎が弱い時期には、稲を守るために水位を
高く調整しておく必要があります。また、夜寒くなることが予測される場合など気温の変化が
明確なとき、水田の水位を高くし、稲の暖かさを保持させることも必要となります。
また、農作業において毎日の見回りは最も手間のかかる部分であり、水位の自動制御が望まれています。

現在は農業従事者の負担低減を目的に、現在、野々市市、白山市の水田に10 基ほどの機器を設置し、水位管理の効果を実証実験中です。

現在取り組んでいること

「Arduinoいじりたい!」、「スマホアプリ作りたい!」など、好きな分野を担当できます。
電波や回路設計もしているため、情報工学科に限らず、電子情報通信工学科、電気電子工学科、
メディア情報学科、ロボティクス学科などの他学科の方の参加も歓迎します。

(現在に加えて)今後取り組んでいくこと

  • AI・機械学習によるセンサデータ解析
  • 画像処理による葉色診断
  • 水門、ドローン、農業機器の自動制御

その他

  • KITオナーズプログラム
  • 他プロジェクト、部活等との兼部を歓迎

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